ホーム » ひと

メンバー自己紹介その3、佐野行徳

文:佐野 行徳

投稿日:2009年1月23日(金)

e38195e381ae

私にとって「奥谷」という響きはどこか懐かしく聞こえます。
高校の頃よくこの辺りを自転車で通り過ぎていた記憶が、かすかに蘇るからです。

「奥谷タイムトンネル」をきっかけに改めてこの地をじっくり歩いてみると、かつて自分の目に映っていたはずのあの路地や坂が、まるで初めて訪れる場所であるかのように新鮮な感覚を与えてくれます。
今までほとんど見えていなかった豊かな町の表情が、実は沢山あることに気付かされます。

いくつもの時代をくぐり抜けてきたこの奥谷地区を舞台に、今回ご縁あって作品を展示させて頂くことになりました。
この奥深い奥谷の魅力に浸りながら、新たな作品のイメージを模索していければと思っています。

美術作家 佐野行徳

佐野 行徳

1972年生まれ。岡山大学大学院修了。美術作家。松江を拠点に平面、立体、インスタレーションなどの作品を制作。地元の他、東京、岡山等で個展、グループ展を中心に作品の発表を続けている。近年では「けしき(景色/気色)」をテーマに、主にコラグラフ(凹版画)の手法を取り入れたモノタイプの版画を中心に作品を展開している。「地元の芸術家による展覧会」に出展。 http://