展覧会レポートその3、「卒業修了制作展」
今日、島根県立美術館のギャラリーⅠ・Ⅱで開催している、島根大学教育学部美術教育専攻の「卒業修了制作展」を観てきました。
今年の出展者は、絵画、デザイン、彫刻(2名)の計4名。
若々しく独創的な作品がたくさん展示してありました。
絵画作品は、大小様々なキャンバスに硝子ビンを描いた作品が、6枚並んでいます。
作者によると、周囲の景色がやわらかく映りこむ透明なビンの様子に、彼女自身が考える人間の存在を託しているとのことでした。
デザインは、大量に生産されそして消費されてしまう様々な商品へ、ひねりの効いたコメントを印字することで消費社会へ警鐘を促す、斬新な啓発ポスターの作品でした。
彫刻の一つは、今流行の着色された人物像(フィギュア)による群像です。作者によると自分自身の生活にしっくりとくる等身大人物像を表現したとのこと。
最後は、このプロジェクトにも参加している周藤氏の金属彫刻です。
「軌跡」と表された楕円形の立体が組み合わされた造形は、今にも動き出しそうな不思議な感慨におそわれます。
22日(日)の1400からは、ギャラリートークも開催されます。直接作者の声を聞きたい方は、是非是非! お出掛けくださいませ!!
石上 城行
1968年生まれ。東京芸術大学大学院修了。彫刻家。大学院在学中より、現代的な視点で創り出す人物像の発表活動を行ってきた。 2000年、島根県へ拠点を移動。これまでの活動に加え、広く地域社会と芸術の融合を目的とするプロジェクトへ 積極的に参加することとなる。現在、島根大学教育学部美術研究室准教授。「地元の芸術家による展覧会」に出展。 http://




