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その日、その時だけの特別な美の世界

文:時広 真吾

投稿日:2009年2月25日(水)
写真:八雲浄麿

写真:八雲浄麿

「お願いしたいことがあって・・・」

どこでもミュージアム研究所の高嶋敏展氏から私のへ連絡がきたのが昨年のことだった。奥谷プロジェクトの中で何かしてもらえないか。

その途端、構想はまとまっていた。

場所が寺院の本堂であるならば、本堂全体を大輪の華に喩えて、松江の粋を越えて島根という土地に歴史に捧げる内容としよう。

衣装はこれまで、海外の舞台でも高い評価を得てきた代表的な作品を東西南北に飾ろう。
衣装を纏う朗読は何を語りと和笛が何を演奏するのか、一つの詩のような《動と静》の世界。

私はデザイナーでもあるけれど、国民文化祭、オペラなどのパフォーマンスの構成・演出も手がけている。

衣装デザイナーならファッションショウですね。
と大概の人は予想するが、その予想は大きく裏切られるはず。

地元の人々たちと創り上げるパフォーマンスは限りなく島根に流れてきた時間に捧げる、此処でしか生まれることができない不思議に美しい心の時間。

パフォーマンスを準備している私自身が、関る人々の《やる気》に接するたびに、その現場に立ち会うことを誰よりも楽しみにしている。

衣装デザイナー  時 広 真 吾

申込みはこちらから→「衣装パフォーマンス