きもの都(まち)プロジェクトについて
松江市在住の綾仁(あやに)と申します。
わたしは現在、「松江開府400年事業」(2007年〜2012年開催)における市民参加型プロジェクトとして実施中の、「松江ほど着物の似合う都(まち)はないプロジェクト」(略称:きもの都-まち-プロジェクト)にて、ボランティアスタッフをしています。
今回、奥谷タイムトンネルの発起人の一人である石上先生からのオファーをいただき、奥谷の近くに住む者として、また上記プロジェクトに関わる者として、あくまで個人的に感じたことを書かせていただきたいと思います。
まず、今回の舞台となっている奥谷地区を歩いてみました。
近くに住みながら、ゆっくりと奥谷を歩くことはなかなかないものです。
歩いてみて感じたのは、ひっそりとした静けさと その中にある、ひとの暮らしの暖かい気配。
そこにある生活を想像してみる、楽しみ。
迷いながら路地を散策することの、ワクワクする気持ちと、ちょっとした怖さと…。
松江にこんな場所があったの!?と改めて驚きを覚えました。
松江の持つ、江戸情緒残るまち、というイメージとはちょっと異なる趣をもつ場所だと思います。
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きもの都プロジェクトは、「松江を、着物の似合うまちにしたい」と始まった企画ですが、ボランティアスタッフの大半は、20〜40代の男女です。
着物が大好き、松江のまちを楽しくしたい、などきっかけは様々ですが、想いと実行力を持った面々が集まっており、まちの有志の方たちとともに、着物姿で出かけやすく、出かけたくなる都(まち)、松江を目指して、協議会事務局のバックアップのもとで、次のようなことを実現してきました。
○「きものファッションショー」など、自主イベントの企画・実施
○YEG・県立美術館・県民会館ほか地元団体・機関のイベントへの出展・協力
○「粋着の会」「きものでそぞろ歩き」など着物で参加できる機会の提供
○着物客がサービスを受けられる「松江きもの歩き手帖」の企画・編集
○着物の着付け体験や勉強会など初心者向けの企画実施…etc.
さて、このプロジェクトが大事にしている考え方として、「松江のまちとの関わりを意識する」「松江に眠るたんすの着物を生かす」というものがあります。
言い換えれば、この松江で、過去と現在とのつながり、ヒトとヒト、ヒトとまちとの関わりを大事にしたい、との想いが根底にあるといえます。
若い人たちが、こんな想いをもとに行うプロジェクト。
だからこそ、少し斬新(無謀?)と思える企画に挑戦してみたり、おばあちゃんから受け継いだ着物を、現代風に着こなす提案をしてみることもあります。
けれど、それは決して過去や伝統を否定するものではなく、むしろ、過去を大切にしながら、現代に活かし、未来に繋げたいという想いがあるから。
そんな、プロジェクトの底に流れる想いを綴っていて、奥谷を歩いたときの感覚と共通する何かを感じました。
ワクワク感・ヒトの温かさ・そして迷うことの ちょっとスリリングな気持ち。
けれど、きっと路地裏を探検したあとには、ほっと大きな懐に抱かれるという安心感。
「松江のまち」の懐に・・・・。
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もちろん、奥谷のもつ懐かしい雰囲気に きもの姿は映えることでしょう。
ちょっと急なのぼり坂もあるけれど、春の陽気に誘われて、「着物でそぞろ歩き」そんな週末の過ごし方はいかがでしょうか。
ただ歩くだけならつまらないけれど、「家」という空間に設置された作品のかずかずを見るために歩くのは、ちょっと心はずむ体験です。
歩きつかれたら、お茶の出来るスペースもありますよ。
展示作品に、帯留めやショールのきもの小物を発見!したり…。
ぜひ、お出かけ下さい。
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「松江で着物を楽しみたい」と思ったかたは、是非こちらをご覧下さい。
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